発達障害の知識

発達障害をもつ子どもたちを、サポートしていくには、様々な公的機関などのサービスがあることを情報として得ることは、大変重要であります。

相談できる主な公的機関としては、保健所、保健センター、児童相談所、発達障害者支援センター、精神保健福祉センターなどになります。

加えて、発達コンサルティングという発達障害に関する支援の相談などが行える機関もあります。

ただし、発達コンサルティングという名前が一緒のサービスであっても各機関によってそのサービス内容は異なりますので1度確認する事をおすすめします。

また、大学の研究室などに、併設された総合センターの窓口などでも、様々な発達障害に関する支援窓口を設けている大学もあるようです。

発達障害をサポートしていく中で、一番大切なポイントとされる点は、正しい知識や認識を情報として得ることであります。

発達障害を持つ子ども達と接する中で、正しい知識や認識を土台として彼らをナビゲートしていくことが何よりも彼らを、サポートするご家族や周囲の人々に求められる事柄であると思われます。

様々な公的機関や、支援団体などでは、そのような情報交換なども行なっているようですので、積極的にそのような公的機関を利用しながら、最新の情報を得ていくことも大切であります。

発達障害を知ろう

 ●「ASD(自閉症スペクトラム障害)」・・・主にコミュニケーションの障害がある傾向が見られるそうです。こだわりが、大変強く、相手の気持ちを考えることや、想像することができなかったりすることで、社会性に関する問題を多く抱える子供たちが多いようです。

●「 ADHD(注意欠陥・多動性障害)」・・・日常生活のさまざまな場面で、衝動的に動く姿や、むやみに行動するような状況が、多くみられるようです。集団行動などでの支障ををきたしてしまうことなどが問題視されています。日常生活の中では、うっかりミスなどが多発することで、本人がトラブルに巻き込まれてしまうようなこともあるようです。

●「LD (学習障害)」・・・教育現場の中などので、周囲の子供らと、同じように学習をしたりすることが苦手であるようです。聞く、話す、読む書、く計算する、推論するなどの人間が成長過程において必要な学習能力に問題があることが多いので、周囲の人々は特性を見極めたサポートを行う必要がありそうです。

覚醒レベルとは何か

発達障害の支援の裏側には、必ずといっていいほど「覚醒レベル」の視点というものが存在すると言えるでしょう。

覚醒レベルというのは、簡単に言うと、気分や感情の波ということと言え、人は誰でもシーンによってこの覚醒レベルを調節しながら生きていると言えるでしょう。

そのため、子供に注目してもらいたい時などは、意識的にこの覚醒レベルを上げるような調節をすることが大切でしょう。注意を喚起しながらも、集中力の切れない程度の落ち着いたレベルにすると良いでしょう。

一方、仲良しのお友達と遊ぶ時などには、楽しさが増大し、自然に覚醒レベルも上昇していく傾向にあるようです。

こんなふうに、気分や感情は、場面に合わせて自然と変化していることがわかるでしょう。

この無意識に行われているコントロールというのが「覚醒レベル」であり、発達障害を抱える子の中には、自分で上手にコントロールできないという子もいるようです。

まずはその子の特徴をしっかり捉え、喜怒哀楽ごとに見られる行動や癖などを知っておくことで、次第にこちらからコントロールすることが出来るようになるのではないでしょうか。

子供によっては、インプットされる感覚を捉えることが難しいといった子もいるため、私たちの感じている「当たり前」は通用することはないことが多いようです。

あくまでも、その子の特質に合わせた反応を見て判断していくことが重要と言えるでしょう。

また、この「覚醒レベル」は高ければ良いというものではなく、低い状態がベストということでもないため、出来るだけ状況やシーンに合わせてコントロールしてあげられるよう考えることが望ましいのではないでしょうか。